「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる」結婚前夜、
のび太とうまくやっていけるか不安に思ったしずかにパパが言った言葉。これは作者の
藤子不二雄が
のび太というキャラクターを一言で言うなら?という質問の答えとも言えるのではないかと思う。映画
ドラえもん「standbyme」の主題歌、ひまわりの歌の歌詞に「どうして君が泣くの?まだ僕も泣いていないのに。」とある。
ドラえもんとサヨナラする自分の寂しさよりも
ドラえもんの寂しさを悲しく思う
のび太を想像してしまう。人の幸せを願い、人の不幸を悲しむこと、簡単にできることではない。テストで100点とるよりもはるかに難しいと私は思う。